裁判所執行官による調査

競売開始決定となると裁判所執行官が物件調査をする。
物件調査とは、後に公開される3点セットを作成するための調査である。

3点セットとは、物件明細書,現況調査報告書,評価書のことで、入札を検討する判断材料となるもののことである。
競売にかけられる物件がどこにあって、どのような状態で、どういう法的縛りがあるのかがわかるようにまとめた報告書のようなものだ。

裁判所執行官が家に来て写真を撮ったり、物件について聞き取りをする。
このとき、居留守を使ったり、抵抗しても無駄で、鍵屋を使ってでも解錠して入ってくるし、抵抗すると警察を呼ばれる。
なぜなら、それは国家権力だからである。
従わないと強制的に執行されるだけとなる。

競売はハイエナの餌。任意売却はバナナの叩き売り。それでも果敢に生き残れ。

住宅ローン破綻に陥っても生き残る道を探すことをあきらめるな。家を手放しても残るものがある。それこそが家よりも価値あるもの。

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